学校活動レポート

広島への修学旅行を前に、原爆の被害を受けたピアノを再生し、全国で「被爆ピアノ平和コンサート」を行っている調律師の矢川光則さんが来校し、出前授業をしました。広島から矢川さんご自身で４ｔトラックを運転して運んだ被爆ピアノは、全国は北海道から沖縄まで、海外ではニューヨークやオスロでも公開されたものです。この日、子どもたちも被爆ピアノで演奏する機会を得ました。弾いてみたら鍵盤のタッチが予想以上に軽かったそうです。ピアノの演奏に合わせ、クラス全員で平和を祈って合唱しました。会場には原爆の被害を訴えるパネル、「被爆ピアノ資料館」や矢川さんをモデルにした映画「おかあさんの被爆ピアノ」を紹介する資料なども展示され、子どもたちは熱心に見入っていました。