伊東達矢校長ブログ
2026.01.09
「何のために勉強するの?」
こう子どもに聞かれて、どう答えますか。
1「将来苦労しないためだよ」
2「勉強すれば有名な学校に入れるよ」
3「子どもの仕事は勉強することだから」
子どもは勉強する目的を聞いているので、「将来苦労しないため」という目的がよいかどうかは別にして、1のように答えるべきです。「勉強してどうなるか」という結果で返している2や、「勉強する」という手段そのものを説明している3は、質問に対する答えになっていません。
目的は最終的に実現したいこと、目標は目的の実現に必要な結果、手段は目標達成のための方法というように定め、「何のために(目的)」「何を(目標)」「どうやって(手段)」を分けて考える必要があります。
例えば「何のために勉強するの?」という問いには、「実りある人生を送るために、自分の望む学校へ進学することを目標にして、しっかり勉強する」という理屈が成り立ちます。
教育基本法の第1条は、教育の目的を「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」としています。
各学校の教育理念がその学校の教育の目的であり、それを象徴的に示すのが校訓です。
名進研小学校は、教育の目的を「子どもたち個々の内にある可能性を引き出し、最大限に広げることで、夢の実現とその夢を社会貢献につなげられるよう導く」というミッションとして掲げ、これを校訓「自律と感謝の気持ちで社会に貢献する」に表しています。
そしてミッション実現へのビジョンとして、「『新しい時代を生きる子どもたち』を育てるためのカリキュラム・環境を整え、初等教育のモデル校を目指す」と示しています。
校訓の下、年度初に学校運営案として、各分掌、各学年から方針と具体的な方策が発表されます。そして年度末に自己評価をして総括します。
それぞれの学年やクラスでも目標を決め、どうやってそれを達成するかを考えて実行しています。
子どもたちの全人的な成長を図るのが学校教育です。教科学習で知識を身につけることだけが勉強ではありません。教育基本法には以下のような教育の目標も示されています。
・豊かな情操と道徳心を培い、健やかな身体を養うこと
・個人の価値を尊重し、創造性と自律性を養うこと
・勤労を重んずる態度を養うこと
・正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んじること
・公共の精神に基づいて主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与すること
・生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に努めること
・伝統と文化を尊重し、国と郷土を愛するとともに、国際社会の平和に貢献すること
こうしたことも学校ですべき勉強なのです。



伊東 達矢
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