伊東達矢校長ブログ
2023.07.31
夏休み ここが違う
公立学校の夏休みは、愛知県の場合、7月21日から8月31日の42日間です(2023年度)。学校が休みの間も、保護者の多くは仕事があり、特に両親ともに働いている家庭では、学校のない日々の子どもの生活をどうするか、悩むところでしょう。塾の夏期講習に通わせるのも、勉強面だけでなく、生活面からの選択であることも少なくないようです。
義務教育でありながら学費を払って通う私立小学校には、夏休みの生活についてもいろいろな特徴があります。名進研小学校の児童の夏休みの過ごし方を挙げてみます。
二期制を採用する名進研小学校の夏休みは7月30日から8月27日ですが、その間も、お盆を除き、約9割の児童が登校します。それが「サマースクール」です。参加は事前登録制で、特別な費用はかかりません。スクールバスの運行、給食の提供、放課後プログラムの実施も通常通りあります。ですから、子どもの夏休み中も、家庭のライフスタイルを変えずにすみます。また、参加しなくても欠席日数にカウントされませんから、気兼ねなく家族旅行などの予定を入れることができます。
サマースクールで、子どもたちは学校の友だちと普段とはひと味違った学校生活を過ごします。子どもたちが新たな発見をし、学びへのモチベーションを高めることが期待できます。
内容の一部を紹介します。以下のプログラムを組み合わせ、平日6時間の時間割を編成します。朝の会、帰りの会もあります。
・学習講座
既習内容の復習と応用(1年生)。
進学塾名進研の夏期講習(2~6年生)。
・特別講座
外部講師による狂言や陶芸、サイエンスなどの体験授業。
・クラブ活動
乗馬、ダンス、球技などの運動や、工作、絵画、囲碁などの文化活動。
・自由研究
読書感想文や作文、書写、ポスター制作、コンクールへの応募など。
・その他
学校を開放して児童によるイベントを催すサマーフェスティバル、運動会の準備、学級活動、スイミング、料理など。
このように、学校の施設と設備、人的資源を有効に活用し、夏休み中に多彩な教育環境を提供するのは、私学ならではの魅力を高めることにつながると考えます。
サマースクール初日のきょう、制服に身を包んだ子どもたちが「おはようございます!」の声とともに元気に登校してきました。駆け寄ってきた1年生の男の子は、「サマースクール、楽しみ!」と一言。きっと思い出深い夏休みになりますね。
伊東 達矢
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