伊東達矢校長ブログ

2023.03.08

なぞなぞ

 子どもはだじゃれが大好きです。だじゃれを言うときのうれしそうな顔と言ったら! 口にする前から笑みがこぼれています。

 どんなだじゃれかというと、それが本当に古典的で、誰もが聞いたことのあるものばかり。

 「校長先生、ゼッコーチョー」
 「おはヨーグルト」
 「さよオナラ」

 これらを何度耳にしたことでしょう。同じ子が言うのではありません。さざ波のように広がり、色んな子が言うのです。主に低学年の子ですが、男の子も女の子も関係ありません。

 「『さよオナラ』はもう何回も聞きましたよ」と言うと、次から「さよオナカ」「さよオサケ」「さよオバケ」と、飽くことなくどんどん発展(?)していきます。

 最近はなぞなぞです。下校時に駅までいっしょに歩いていると、突然「なぞなぞです」と問題を出されました。先日学校祭で初めて劇をした2年生です。

 「本番の前にぶつぶつ言っているサルはなんでしょう?」

 なぞなぞなんてついぞしていないわたしの頭には、「見ザル、聞かザル、言わザル」くらいしか浮かびません。答えを当てられずにいると、「時間切れでーす」。出した子はにこにこ顔で早く答えを言いたくてたまらない様子。悔しくてヒントを頼むと、最初の1文字を教えてくれました。

 いっしょにいたほかの子も黙っていません。

 「いつでも乗れる乗り物なーんだ?」

 聞いていた子どもたちは口々に「タクシー!」「電車!」「バス!」と思いつくままに言います。出した子は得意げに「ちがいまーす!」。こうなるともう収拾がつきません。次々になぞなぞが出てきます。

 「野球をするのを嫌がるサルはなーに?」(またもやサルです)
 「へってもへってもなくならないものはなーんだ?」
 「切っても切っても切れないものはなんでしょう?」

 わたしも負けずに出しました。

 「上は大水、下は大火事、それはおうちのどーこだ?」

 だじゃれやなぞなぞは、言葉に興味を持ち、知識を身につけ、想像力をふくらませるきっかけになります。言葉を使うことで、子どもたちは表現の世界が広がるのを実感できます。言語活用能力やコミュニケーション力の養成にうってつけです。くだらないとバカにしないで、大人もいっしょになって考えてみるのも、子どもたちの成長にとても有効だと思います。

 なぞなぞの答えです。
 順に、リハーサル、モノレール(いつで「も乗れーる」)、オランウータン(オラ打たん)、お腹、水、お風呂(ただし昔の)。

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