伊東達矢校長ブログ

2024.03.21

修了式

　名古屋の桜の開花が迫るきょう３月21日、令和５年度の修了式を行いました。４月からそれぞれ一つ上の学年へ進級する子どもたちに、こんな話をしました。

　桜がみなさんの進級をお祝いするかのように、開花しようとしています。
　１年間、それぞれの学年で、勉強や運動にがんばりました。そのかいあってみなさんは大きく成長しました。
　来年度は開校13年目です。ともに名進研小学校の歴史を創っていきたいと思います。
　１年生のみなさん。どんぐり広場が新しくなります。４月に新入生が入学してきたら、おねえさん、おにいさんとして、以前のどんぐり広場の様子を教えてあげてください。
　２年生のみなさん。九九はしっかり言えますか？　わたしはいまでも７の段が苦手です。３年生の算数はぐっとむずかしくなりますから、しっかり力を入れましょう。
　３年生のみなさん。４年生になると６月に宿泊学習があります。去年わたしは初めて引率しましたが、思い出に残る１泊２日でした。みなさんも楽しみにしていてください。
　４年生のみなさん。５年生の宿泊学習は11月、初めて東京・横浜へ出かけます。学校ではできない、いろいろな体験学習を予定しています。
　５年生のみなさん。いよいよ最上級生、受験勉強に本気で取り組む１年間になります。みなさんのがんばりを、先生たちは一生懸命応援します。ただ、受験生だからといってずっと根をつめていると疲れてしまいます。気が休まるひとときを過ごすために、どうぞ校長室を訪ねてください。何もしなくても、何も言わなくてもかまいませんから。
　立場は人をつくると言います。それぞれ進級すれば、その学年にふさわしい行動や発言ができるようになるはずです。
　あしたからの春休み、しっかりからだと頭を休ませ、一つ成長した自分の姿を思い浮かべながら、気持ちよく新学年を迎えましょう。
　わたしのお話は以上です。

　帰り際、昇降口で「１年間、ありがとうございました」と頭を下げる子どもたちに、「こちらこそお世話になりました」と応じました。一人一人の子どもが充実した学校生活を送ることができるように、わたしもまた新たな気持ちで頑張ろうと思います。

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