伊東達矢校長ブログ
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2023.01.10
教え子
年末、前任校で中学1年生から高校3年生まで持ち上がった学年の成人同窓会に招かれました。会うのは2年ぶりです。この元生徒たちは奇しくもわたしの娘と同学年でしたので、13歳から18歳までをわが子の成長とともに見てきたことになります。 高校で学年主任だったわたしは祝辞を頼まれました。二十歳を迎える300人以上の教え子を前に、「君たちをわが子のように思ったことはない。あくまで生徒として、そして母校の後...
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2022.12.20
名は体を表す
親御さんから子どもの名づけのいわれを聞かせていただくことがあります。 子どもの名前を決めたときのことを忘れる親はいません。どの親御さんもうれしそうにとうとうと話してくださいます。「祖父、父に連なる...
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2022.12.09
お行儀よく
入学説明会で「ノーブレス・オブリージュ」という言葉を紹介しました。ノーブレスは「貴族」、オブリージュは「義務を負わせる」で、「位高きは徳高きを要す」という意味です。この言葉を知ったのは前任校の東海中...
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2022.11.28
子どものウソ
子どもだってウソをつきます。本当です。子どもは純真無垢だからウソなんかつかないというのはそれこそウソです。幼い子のウソはわかりやすいし、時にほほえましいものですが、小学生ともなれば巧みなウソをつくこ...
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2022.11.24
先生の悪口
今度の担任ははずれだわ。 わが子の前でこんなことを言う親がいます。たとえそう思っても、子どもの前で言うべきではありません。教師や学校の威厳を守りたいからではなく、子どもの成長の妨げになるからです。...
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2022.11.10
知らない世界
今月の校長室トークのお題は「で・き・た!」です。 子どもには知らないこと、できないことがいっぱいあります。だから新しいことをどんどん吸収します。そして知ったこと、身につけたことを言いたくてたまりま...
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2022.10.27
読み聞かせ
読書月間に3年生の教室で読み聞かせをしました。 読み聞かせは、本を読むきっかけにつながり、話を聞く練習にもなると言われ、広く家庭や学校で行われています。読む側はぜひ楽しく読む姿勢でいたいものです。子ど...
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2022.10.21
しなやかさ
子どもはかわいがられる存在です。いくらでも愛情を吸収できます。子どもが初めて歩いたとき、初めて「ママ」と言ったとき、親ならうれしくて「えらい、えらい」とほめるでしょう。子どもは、どんなにほめようと、...
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2022.10.06
余裕
余裕とは、「時間に余裕がある」「経済的に余裕がある」「まだ席に余裕がある」のように、必要以上に余りがあることや、限度までに空きがあることを言います。また、「余裕しゃくしゃくの態度」「周りに気を配る余...
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2022.09.24
し・か・ら・れ・た
子どものころ、家でも学校でもよくしかられました。 新しい靴でわざと水たまりに入る。 下敷きに光を集めて人の顔を照らしてまぶしがらせる。 教室で「あした天気になあれ」と上履きを飛ばしてガラ...
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2022.09.06
給食当番
お昼12時10分からの1時間は、給食・清掃・昼休みです。給食当番がエプロンを着け、手を洗い、食缶を教室の配膳台に運び、給食を盛り付けます。担任と副担任も手伝います。最初はもたついていた1年生も、慣れ...
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2022.08.29
ソーシャル・スキル
名進研小学校の子どもたちは8月もいつもどおり登校します。給食も出ます。ただ、普段の授業とは異なったスケジュールのサマースクールとして、狂言、お琴、陶芸、サイエンス、水泳、バスケット、バレー、ダンスな...
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